通則1〜5で項(4桁)が決まったら、最後に号(6桁)を決めるのが通則6です。通則1〜5の準用、そして『同一水準の号のみを比較する』という最重要ルールを、トーナメントのたとえで理解しましょう。分類プロセスの総仕上げにあたる通則です。ここまでの通則1〜5は主に項を決めるための道具でしたが、通則6はそれを一段細かい号の世界へ持ち込むための橋渡し。項が決まって安心して、号でつまずかないよう、水準を揃えて比較するという発想を身につけます。号の決定でも通則1〜5の考え方をそのまま準用できるので、新しいルールを一から覚え直す必要はありません。安心して総仕上げに臨みましょう。
通則6まで来た!
最後だし、なんかラスボスって感じ?
気合い入れなきゃ!
ふふ、そう気負わなくていいわ。通則6は『号』を決めるためのルールなの。
これまでの通則1から5は、主に『項(4桁)』を決めるためのものだったでしょう?
通則6は、そこから一段細かい号へ降りるための仕上げの原則よ。
つまり、まず項(4桁)を確定させて、その項の中でさらに細かい号(6桁)を決めるのが通則6、という理解で合っていますか?
段階が一段下がるイメージですね。
合っているわ、さやちゃん。
号の所属は『号の規定』と『関係する号の注』に従い、そして通則1から5を準用して決めるの。
項を決めたときの考え方を、そっくり号のレベルにも使う、というわけね。
準用…って、似た事柄に、同じように当てはめて使う、っていう意味の言葉ですよねぇ。
項で使ったルールを、号にもそのまま使い回す、っていうことなのぉ?
語彙が豊かね、ねむちゃん。
まさにその通りよ。
項で使った通則1〜3のような考え方を、号のレベルでもう一度あてはめる、というイメージ。
ゼロから別のルールを覚えるわけではないから、そこは安心してね。
なるほど、使い回しなら少しラクかも。
でも一個だけ、すごく大事な注意点があるって聞いたよ?
よく調べたわね。
通則6の最大のポイントは、同一の水準にある号のみを比較できる、ということよ。
ここが引っかけの定番なの。
同一の水準、というのは、号の段階のレベルを揃えて比べる、という意味ですか?
段違いのものを混ぜて比べてはいけない、ということでしょうか。
そうよ。
号には一段階の号と二段階の号があって、まず同じ一段階どうしで比べて所属を決めてから、その中で二段階どうしを比べるの。
段の違うものを、いきなり同じ土俵で比べてはいけないのよ。
それって…トーナメント表みたいに、まず同じ段の相手とだけ戦わせて、勝った枠の中でさらに下の段を比べる、っていうことですかぁ?
あー、それすごくわかりやすい!
いきなり決勝の相手と1回戦をやらせちゃダメ、みたいなことね。
段をそろえて、順番に、っと。
うぅ〜ん…つまり通則6は、これまで学んだ通則1〜5の考え方を号にも使いながら、水準だけはきちんと揃えて比べる、っていう仕上げのルールなんですねぇ。
なんだか最後にきれいにまとまった感じがしますぅ。
良いたとえです。
まず一段階の号で所属を確定し、その確定した号の下で二段階の号を比較する。
この順序を守るのが通則6です。
なお号の決定にも、関係する部注・類注があれば適用されます。
ここも押さえておきましょう。
確認クイズ
通則6に関する記述として正しいものはどれか。
- 号の決定では異なる水準の号を自由に比較してよい
- 号の所属は号の規定・号の注に従い、通則1〜5を準用し、同一水準の号のみを比較して決定する
- 通則6は項(4桁)を決めるための原則である
- 号の決定には部注・類注は一切関係しない
こたえを見る
正解: 2. 号の所属は号の規定・号の注に従い、通則1〜5を準用し、同一水準の号のみを比較して決定する
正解は選択肢2です。通則6は、号の規定・号の注に従い、通則1〜5を準用し、同一水準の号のみを比較して号を決定します。選択肢1は『異なる水準を自由に比較』とする点で誤りで、水準を揃えて比べるのが原則です。選択肢3は、通則6は項(4桁)ではなく号(6桁)を決める原則なので誤りです。選択肢4は、号の決定にも関係する部注・類注が適用されるため誤りです。まず一段階の号で絞り、その中で二段階の号を比べる、という順序が要点です。