📅 次の試験と申込み
第60回(2026年)の試験は2026年10月4日に行われ、合格発表は11月10日(火)の予定です(税関のホームページ)。第61回(2027年)の日程は、まだ発表されていません(第60回は、7月1日に公告されました)。
📋 試験の概要
| 試験名 | 通関士試験 |
|---|---|
| 主催・実施 | 財務省(願書の提出先と問い合わせ先は、試験地を管轄する税関の通関業監督官) |
| 試験の方式 | 会場で受ける筆記試験(マークシート方式)。全国13の試験地で、同じ日に行われます |
| 試験時間 | 通関業法 50分(9時30分〜10時20分)、関税法等 100分(11時〜12時40分)、通関実務 100分(13時50分〜15時30分) |
| 問題数・形式 | 第60回は、通関業法が選択式13問・択一式4問(45点)、関税法等が選択式17問・択一式11問(60点)、通関実務が申告書の作成2問と、選択式5問・択一式3問・計算式6問(45点) |
| 合格基準 | 3科目すべてで合格基準を満たすこと。合格基準は合格発表のときに公表され、事前には公表されません。第59回(2025年)は、3科目とも満点の60%以上でした |
| 受験料 | 書面で出願すると3,000円、NACCS で出願すると2,900円(第60回の金額です。書面は収入印紙を願書に貼り、NACCS は電子納付で納めます。試験を受けなかった場合も、還付されません) |
| 受験資格 | 制限なし(学歴・年齢・経歴・国籍などに関係なく、だれでも受けられます) |
| 電卓 | 持ち込めます(使えるのは、通関実務の時間だけ)。計算機能だけの電卓で、数値の表示部がおおむね水平、電源内蔵式のものに限られます。関数電卓や、紙に記録する機能・音の出る機能(消音できるものを除く)・電子手帳の機能があるものは使えません。会場での貸出しはありません |
| 試験科目 | 通関業法/関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(第6章に係る部分に限る)/通関書類の作成要領その他通関手続の実務 |
| 試験地 | 北海道、新潟、東京、宮城、神奈川、静岡、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡、熊本、沖縄。住所に関係なく、どの試験地でも受けられます |
| 出願の方法 | 書面(第60回から、原則として郵送だけ)か、NACCS(インターネット)。第60回の受付は、2026年7月21日〜8月4日でした |
| 出題の基準日 | 第60回は、2026年7月1日現在で施行されている法令・通達など |
| 科目免除 | 通関業者の通関業務などに通算15年以上従事した人は関税法等と通関実務が、通算5年以上従事した人は通関実務が、申請により免除されます |
| 集合・遅刻 | 試験開始の30分前(午前9時)までに集合。試験開始に遅れると、原則として入場できません。各科目の開始15分前から、注意事項の説明があります |
| 当日の持ち物 | 受験票(忘れると入場できません)、HBかBの黒鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック製消しゴム。時計は、通信機能・計算機能のないもの |
| 退出 | 試験開始後の30分間と、終了前の10分間は、退出できません |
| 合格発表 | 第60回は、2026年11月10日(予定)に税関のホームページ、11月20日(予定)に官報に、合格者の受験番号が載ります。合格者には、合格証書が郵送されます |
| 合格率 | 第59回(2025年)15.1%、第58回 12.4%、第57回 24.2% |
🗓 申込〜受験の流れ
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試験案内・出願要領の確認
税関公式サイト (https://www.customs.go.jp/tsukanshi/) で、その年の試験日・出願期間・試験地・出願方法を確認します。
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出願 (願書提出)
NACCS を利用したインターネット出願、または書面による出願 (第60回から原則として郵送のみ) を、定められた期間内 (例年7月下旬〜8月上旬) に行います。受験手数料 (第60回は書面3,000円・NACCS 2,900円) を納付します。
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科目免除の申請 (該当者のみ)
通関業務等の従事期間により科目免除を受ける場合は、出願時に実務経験を証明する書類を添付します。
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試験当日
例年10月上旬の日曜日、指定された試験地の会場で受験します。受験票を必ず持参し (忘れると入場できません)、マークシート方式で3科目を解答します。
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合格発表
税関ホームページに合格者の受験番号が掲載され (第60回は11月10日の予定)、その後、官報にも掲載されます。税関の各官署での掲示は行われません。合格者には合格証書が郵送されます。合格者が通関士として通関業務に従事するには、勤務先の通関業者の申請に基づく財務大臣の「確認」(通関業法第31条) が必要です。
🧾 3科目と配点の考え方
- 第1科目 通関業法: 通関業の許可・通関士の設置・義務・監督処分など (選択式・択一式)
- 第2科目 関税法等: 関税法・関税定率法・関税暫定措置法・外為法など (選択式・択一式)
- 第3科目 通関実務: 輸出入申告書の作成・課税価格や税額の計算・分類など、合否を分ける最重要科目 (計算式・選択式・申告書作成)
- 合格基準は合格発表のときに公表されます (事前には公表されません)。第59回 (2025年) は各科目とも満点の60%以上でした。1科目でも基準に届かないと不合格になるため、苦手科目を作らないことが重要です。
🎫 科目免除制度
通関業者の通関業務・その監督や、官庁での関税等に関する事務に従事した期間に応じて、次のように科目が免除されます (詳細・要件は公式要確認):
- 従事期間が通算5年以上 → 第3科目 (通関実務) が免除
- 従事期間が通算15年以上 → 第2科目 (関税法等) と第3科目 (通関実務) が免除
✅ 持ち物・準備するもの
会場受験のため、以下を準備してください:
- 受験票 (持参しないと入場できません)
- 時計 (通信機能・計算機能のないもの。試験場に時計がない場合があります)
- HBかBの黒鉛筆またはシャープペンシル・プラスチック製消しゴム、電卓 (通関実務の時間だけ使えます。計算機能だけのもので、関数電卓などは不可。会場での貸出しはありません)
- 余裕を持った到着時間 (会場・交通の下調べを推奨)
🎓 合格後の活用
- 通関士としての就業: 勤務先の通関業者の申請に基づく財務大臣の確認 (通関業法第31条) を受け、輸出入申告書等の審査・記名を行う唯一の国家資格者として業務に従事できます。
- 就職・転職: 貿易・物流・メーカーの貿易部門などで評価される国家資格です。
- 資格の有効性: 合格の効力に有効期限はありません。
📚 学習リソース
本サイトで概念を理解し、市販の過去問・申告書問題集で本番形式に慣れる学習が効果的です。
- 税関 通関士試験のご案内 — 試験日・出願要領・試験科目など公式情報を確認できます。
- 税関 過去の試験問題 — 過去問題が公開されています (掲載場所は変更される場合があります)。
- 市販の申告書・計算問題集 (「ゼロからの申告書」等) で実務科目を反復演習しましょう。
📋 推奨学習フロー
- 本サイトの 📚 カリキュラム で3科目の概念を理解
- 各章末のクイズで知識定着
- 📝 総合模試 の分野横断演習で主要論点を復習
- 市販の過去問・申告書問題集で本番形式に慣れる (最重要)
- 苦手分野・計算を本サイトで再読 + 再演習
※本ページの情報は執筆時点のものです。関税法令は改正が頻繁なため、受験手数料・試験日・出願方法・合格基準等の最新情報は必ず 税関公式サイト でご確認ください。